何か調べ物がある時に、ネットで調べると多くの情報が出てきます。ピンポイントでそこだけ知りたいといった時にはそれだけ知れればいいのですが、例えばHTMLの文法を調べていると、それを教えてくれるサイトが参考書のような形になっていると気付くはずです。ネット上にはそういった情報のまとまっているサイトが無数にあり、学習内容によっては専門の学校に通わなくても、それらの無料ツールを活用すれば、自宅で技術を習得することも可能なのです。そして、それをさらに進化させたものとしてHTMLやプログラムを無料で学習できるサービスも登場しています。「Progate」は有名なサービスで、プログラムの種類を選んで学習することができます。まず教えてもらい、その後実際にコーディングを行い、正しいか間違っているかのチェックがされます。プログラムは結局のところ、少しでも間違っていれば動かないので、こういった機械的な判断に適しています。これが隣に先生がいたとしてもそれほど変わらないため、プログラム学習はネットと相性が良いと言えるでしょう。
ネットでの学習ということはブラウザ上での作業のため、学ぶ人のパソコン環境に依存しないという利点があります。プログラミング学習でよく言われるのは環境の構築が上手く行かず諦める、といったエピソードですが、それがありません。また、打ち込んだプログラムを実際に動かしているのではなく、裏で成否を判断して結果を表示しているだけなので、待たされることなく結果を知ることができるという利点もあります。無料でどこまでも学べるというわけではありませんが、必要になって急いで学ぶ必要に迫られた人は、検討する価値のあるサービスだと言えます。そして、学習目的の無料ツールに加え、ネット上では仕事に役立つさまざまなツールが展開されているため(*参考サイト「フリーランスプログラマー向けの無料ツールについて紹介」)、自分にとって必要なツールを探しそれを使いこなせると、なお仕事を効率的にこなせることでしょう。